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「ファイナルファンタジーXI」20周年の年の瀬企画。今,新たな冒険者としてヴァナ・ディールの旅を始める


今年(2022年)にサービス開始から20年目を迎えた「ファイナルファンタジーXI」(以下,FF11)は,シリーズ及びコンシューマー機初のMMORPGとして産声を上げた。 2002年5月にPS2用ソフトとして登場し,同年の11月にはPC版のサービスを開始。2006年にはXbox 360版がリリースされた(現在は,PS2版とXbox 360版のサービスは終了)。

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 冒険の舞台となるのは,「ジュノ大公国」を中心に,「サンドリア王国」「バストゥーク共和国」「ウインダス連邦」という3つの大国がそれぞれ領土を収めている「ヴァナ・ディール」だ。プレイヤーは,その3国のいずれかに所属する冒険者となり,奥深い物語やほかのプレイヤーとの交流などを楽しんでいく。

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 過去には,拡張ディスクによるアップデート「ジラートの幻影」や「プロマシアの呪縛」「アトルガンの秘宝」「アルタナの新兵」「アドゥリンの魔境」という大型アップデートを実施し,これによって新たなフィールドや物語,ジョブなどが追加されている。

 また,「石の見る夢」「戦慄!モグ祭りの夜」「シャントット帝国の陰謀」「禁断の地アビセア」「アビセアの死闘」「アビセアの覇者」といった追加シナリオもリリース。2015年に“最後のメジャーアップデート”となる「ヴァナ・ディールの星唄」が実装された。

 現在,大型アップデートは行われなくなったものの,2020年からは追加シナリオ「蝕世のエンブリオ」の配信がスタート。“ヴァナ・ディールに封じられた過去”が徐々に明らかになっていくという物語が展開されている。

 20周年イヤーも年の瀬となったこのタイミングでの掲載となる本稿では,これからの冒険者に向けて“ヴァナ・ディール”の歩き方を紹介していこう。

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 目的地となるのは,サンドリア,バストゥーク,ウィンダスの3国からそれぞれ旅を始めた冒険者たちが出会い,メインストーリーが大きく広がっていく“ジュノ”の街だ。

 かつては困難な道のりであったが,現在は比較的簡単に行けるようになった。ただ,ヴァナ・ディールの美しい世界を味わってほしいこともあり,本稿では初期プレイヤーの体験をなぞった,古式ゆかしいルートを選んでいる。プレイ経験者は当時の気持ちを,初めてプレイする人は初期プレイヤーが感じたドキドキワクワク感を味わいながら“ジュノデビュー”を目指してほしい。
 なお簡単ではあるが,キャラクターの育成に活用できるコンテンツも紹介していく。

キャラクター作成~出身国を出発するまで


 サービス開始当初からはずいぶんと様変わりしている現在のヴァナ・ディール。初めて「FF11」をプレイする人はもちろんだが,過去に長く遊んでいた人も,新たなNPCや新規コンテンツの追加に戸惑うこともあるだろう。
 チュートリアルも追加されてはいるのだが,昨今のオンラインRPGほど細かくはないので,まずはプレイする上で知っておきたいことと,所属国での序盤の進め方を示しておこう。

◎種族,職業となるジョブ,出身国を選択


 プレイを始めるには,まずプレイヤーキャラクターの作成が必要になる。ここでは,種族や外見,職業となるジョブを選択する。なお,ジョブ以外はあとで変更できないので注意が必要だ。

 種族は,現実の人間に最も近い見た目のヒュームと,長身で尖った耳を持つエルヴァーン,子供のように小さく可愛らしいタルタル,ネコ耳に長いしっぽを持つミスラ,体が大きく筋肉質なガルカの5種類。各種族は初期ステータスと,各パラメータの上昇傾向に違いがある。
 タルタルは,後衛の魔導士向きで,ガルカは高いHPを生かした前衛向き。ミスラは素早さが高いのでシーフや狩人を得意とするといった感じだ。
 低いステータスを装備品などで補うことは可能だが,種族特性を覆せるほどではない。得意なジョブ,苦手なジョブがあることを覚えておきたい。ただ,昔ほど戦闘はシビアではないので,まずは好きな種族とジョブで遊んでみるといい。なお,ジョブの変更(ジョブチェンジ)は,自室である“モグハウス”で好きに行える。

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 各種族には,男女別に顔のタイプが8種,髪色2種の合計16のパターンが用意されている。ただ,ミスラは女性のみ,ガルカは設定上の性別はなく,キャラは男性っぽいタイプのみだ。それほど細かく調整できるわけではないが,長い付き合いになるので,納得できるキャラクターを用意しておきたい。

 キャラクターを作ったら,初期ジョブと名前を決める。最初に選べるスタンダードジョブは,以下の6種類だ。

【スタンダードジョブ/6種】
戦士
 …前衛の基本となるジョブ。武器の扱いに長けている
モンク
 …格闘の専門家。体力,攻撃力の高さが特徴
シーフ
 …トリッキーに立ち回り,味方の支援,敵の行動の邪魔を行いながら戦う
白魔道士
 …回復・強化魔法のエキスパート。刃のある武器は持つことが出来ない
黒魔道士
 …攻撃魔法のエキスパート。体力は低いが使える魔法は強力
赤魔道士
 …白魔法・黒魔法の両方を習得でき,剣術にも長けるバランスタイプ

 スタンダードジョブをレベル30以上に上げると,さらに16種類の追加ジョブを取得可能になる。各ジョブに設定されたクエストをクリアすることで,ジョブチェンジが可能になる。

【エキストラジョブ/16種】
・ナイト
・暗黒騎士
・獣使い
・吟遊詩人
・狩人

●拡張ディスク「ジラートの幻影」が必要なジョブ
・侍
・忍者
・竜騎士
・召喚士

●拡張ディスク「アトルガンの秘宝」が必要なジョブ
・青魔導士
・コルセア
・からくり士

●拡張ディスク「アルタナの幻影」が必要なジョブ
・踊り子
・学者

●拡張ディスク「アドゥリンの魔境」が必要なジョブ
・風水師
・魔導剣士

 また,メインジョブのレベルが18以上になると,“サポートジョブ”(以下,サポジョブ)を取得できる。サポジョブは,これはメインジョブのほかに,もうひとつのクラスをセットできるようになるもの。
 サポジョブ側で習得しているスキルや魔法が使えるようになるほか,HPやMP,パラメータもある程度底上げされるのだ。
 組み合わせは自由に決められるが,ジョブによっては明らかに有用な組み合わせがある。スターンダードジョブの場合,メインが戦士ならサポジョブはHPの高いモンクに。メインがモンクやシーフの場合は,サポジョブを戦士にしておくといい。魔導士なら,メインが白の場合サポジョブを黒魔導士に。黒魔導士や赤魔導士のときは,白魔導士が適している。

 なお,サポジョブのレベルは,メインクラスの半分までに制限される。たとえば,レベル50の黒魔道士に,レベル60の白魔道士をサポジョブとして選んだ場合,黒魔道士レベル50/白魔道士レベル25の状態になるわけだ。
 もちろん,白魔道士側の使えるスキルや魔法はレベル25まで。黒魔導士がレベル60になれば,白魔導士の能力はレベル30まで使用できるようになる。
 サポジョブとして使えるようになったスキルや魔法によっては,メインジョブの時より性能が抑えられるものもある。例えば,敵に攻撃を一定回数避けられる忍者のスキル“空蝉の術:弐”の場合,メイン忍者ときは4回だが,サブ忍者のときは3回に減るのだ。

 種族と外見,クラスを選んだら,最後に所属国を決める。エルヴァーンが収めるサンドリア王国,主にヒュームとガルカが暮らすバストゥーク共和国,タルタルとミスラが協力関係を結ぶウィンダス連邦の3つの国から,好きな国に選ぼう。
 ちなみに,ストーリーを追うメインミッションをある程度進めると,所属国を変更できる。国ごとに受けられるクエストやメインミッションが異なるので,そのすべてを体験したい人は,3国を渡り歩くのもいい。

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筆者は今回,エルヴァーン男性の戦士を選択,ウィンダス連邦で冒険を始めることにした


◎アイテムとトレードの練習とクエスト発生場所の確認


 街に降り立つと,NPCからアイテムの“冒険者優待券”が渡される。これを,広場にいるカーディアンと呼ばれるカカシ型のの魔動兵に「トレード」することで,報酬が得られるのだ。トレード方法は,対象にカーソルを合わせ,メニューからトレードを選択して渡したいアイテムを選ぶという,少し特殊な操作が必要になる。
 この操作は今後,ほかのプレイヤーとのアイテム取引でも必要になるので,このタイミングで覚えておきたい。

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筆者が20年近く前に作成したメインキャラの冒険者優待券は,なんとなく勿体なくてトレードしていない。報酬は50ギルと少額なので,操作方法がわかっているなら,この流れは無視しても大丈夫だ


 このカーディアンからは,ほかの基礎的な操作や用語の説明も受けられる。また,過去のアップデートで,クエストをオファーしてくれる近隣のNPCを教えてくれるようになった。
 NPCなどからの依頼で,達成することで報酬がもらえる「クエスト」だが,初期のころは発生ポイントのガイドがなくて,街中にいるNPC全員に話しかけたり,ネットで情報を調べたりで大変だった。現在は,各街にいるこれらのNPCによって,受けられるクエストを把握しやすくなっているので便利だ。

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地図へのマーキングサービスは,ここだけでなくヴァナ・ディールのいろいろな場所で実施されている。ガイドの役割を持つNPCの位置には初心者マークが表示されているので,こちらも参考にしたい


 また,冒険を補助する機能やチュートリアル機能も充実してきた。ウィンダスであれば,森の区のガードの隣にいるNPCのSeleleが,最初の大きな目標になるであろう“メアのゲートクリスタル”を取得するまでの手引きをしてくれる。
 ゲートクリスタルは今後も重要な移動手段となる。ほかの国にも同様のNPCがいるので,サンドリアやバストゥークで始めた人は,同じ役割を持ったNPCを探しておくといい。

◎アイテムや経験値が得られる「エミネンス・レコード」


 街中の散策がてら,ウィンダス森の区の東サルタバルタ出口前付近(サンドリアは南サンドリア,バストゥークは商業区)にいる,冒険者互助会の“A.M.A.N.Liaison”に話しかけて「エミネンス・レコード」もスタートさせよう。その後は“クエスト”のメニューに出るようになるエミネンス・レコードの目標一覧から,達成したい項目を選ぶと受注完了,目標を達成することで,アイテムや経験値などの報酬を得られるようになる。中にはチュートリアルとしての役割を持ったものも用意されているので,プレイに慣れながら報酬を得ていける。

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 エミネンス・レコードの目標を達成すると,“エミネンス”と呼ばれるポイントも手に入る。武器や防具,スキルアップアイテムなどと交換できるので,可能な限り集めておきたい。
 また,クエストや期間限定目標を達成するともらえる「互助会引換券」も,ポイントやアイテムなどと交換できる。レベルアップに必要な経験値も入手できるので,キャラクターの育成に活用しておこう。

 またチュートリアル部分の目標をすべて達成すると“ユニティ”に参加できる。こちらは,冒険者同士のつながりを強くするのが目的のシステムで,用意された場所に瞬時に移動できるテレポサービスの利用も可能になる。
 転送には“ユニティポイント”が必要であるものの,先に紹介したジュノ近くにも飛ばしてもらえる。ただ,低レベルでジュノに行っても,やれることは少ないので,まずは三国とその周辺で冒険を進めて【レベルを上げて】いったほうがいい。
 本作は,エリアごとに特徴の異なる美しい風景と,それにマッチしたBGMがすばらしい。初めて「FF11」をプレイするのであれば,三国からジュノに続くフィールドの変化を楽しみながら徒歩で目指してほしい。

 街を含む各エリアへの移動だが,“Home Point(ホームポイント)”と呼ばれるクリスタルを行先に指定するテレポも利用できる。ただし,行先に選べるのは一度調べたことのあるホームポイントだけ。なので新たなエリアに入った際は,隈なく歩いてまずこのクリスタルを探そう。

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2013年のアップデートにより,街,フィールド,ダンジョンにかなり多くのクリスタルが設置された


 ホームポイントは戦闘不能時の復帰点にも設定できる。ただし1か所だけなので,レベル上げの狩場に行く際,最寄りのホームポイントに寄って設定しておくなどをすると,あとあと便利。移動系の黒魔法“デジョン”や,同様の効果を持つアイテムの飛び先もここで指定したホームポイントになるので覚えておこう。

ミッションの受注とモンスターとの戦い


 「FF11」の魅力のひとつが,「FF」シリーズらしい奥深い物語だ。これは,所属国で受けられるミッションをクリアすることで進行できる。序盤は,所属国にあるゲートハウス(街の外に出る門の近く)にて依頼を受けられるので,エミネンス・レコードと合わせて受けておくといい。

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ウィンダス口の院から,実験の手伝いをしてほしいという依頼。意外なところからFF11の物語が動き出す


 ミッションを受けたら,さっそく街の外に出てみよう。そこには,広大なエリアが広がり,さまざまなモンスターが徘徊している。モンスターは,ターゲットして“調べる”ことで,自分との相対的な強さを確認できる。
 レベルなどの数字ではなく,「とても楽な相手だ」「同じくらいの強さだ」「とてもとても強そうだ」などの文字で表示されるが,これがあまりアテにならない。
 プレイ序盤は,「丁度いい相手だ」や「同じくらいの強さだ」くらいの強さを持つモンスターと戦いながら,少しずつ敵の強さの感覚をつかんでいこう。

 なお戦いに入る前に,街の出入り口近くやアウトポストの周辺にある,マニュアル本「Field Manual」から“フィールド・オブ・ヴァラー”の設定も忘れないように。
 これは,訓練目標を設定し達成することで,経験値やギル,戦闘支援効果などの報酬を得られるもの。戦闘支援効果は,戦闘不能をその場で回復できるリレイズや,HPを一定時間自動回復してくれるリジェネ,MPを一定時間自動回復してくれるリフレシュの効果が得られる。プレイ序盤は,リジェネやリフレシュの効果が便利だろう。

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